語るに語れぬカタルシス

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アイカツオンパレードに寄せて

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アイカツオンパレード!

2019年8月17日、『アイカツフレンズ!』BEST FRIENDS! スペシャルLIVE ~Thanks⇄OK~に参加した。


そのライブのアンコールの際に公式から告知のあった「アイカツシリーズ重大発表」があったのだが、個人的に色々と思うところがあり、どうしてもこの感情を整理しきれない為、ここに文章として書き起こしたいと思う。

 

あくまで個人的に思うことなので、もしこれを読むアイカツファンの方々はどうかこれに左右されず自分自身の考えを持って欲しい。
(ただ内容があまりにも長いので、全部しっかり読む方はいないと予想している)

 

0.今回の物販について


まずは毎回言われているアイカツの物販について、今回は全く文句のない物販であったことを記す。


今回のライブでは事前物販があった。しかしジャケバッジは当日販売のみであり、事前物販で購入し忘れた者(私である)もいる上に、この連日続く炎天下の中、過去何度も批難されてきたアイカツ物販の所業を考えると多くの不安があった。

 

しかし今回の運営は日陰での列形成を徹底し、時間前に列前方から冷房の効いた建物内に入場させ、給水所を複数箇所設置し、列形成もスムーズかつ購入時の整列も適切な誘導が行われていた為、全く文句のない物販だと感じた。


ここでやっと改善に務めることが出来たのか、これまでは万全な対策を用意できない事情が何かしらあったのかは定かではないが。

 


1.ライブの感想について


本編であるライブについての感想について記す。


結論から言えば満足したライブであった。無印アイカツアイカツスターズと違い声優がそのまま歌唱を担当しているので、キャラクターのセリフを曲に組み込むという演出が大変良く、アイカツシリーズのライブとしては新鮮味があった。

 

アイカツフレンズは曲数が少ない印象があり、今回のライブでもほぼ全曲披露したのだが、実際数えてみるとここまでで28曲。無印アイカツには数で劣るが、アイカツスターズとはほぼ同じペースであったのでアイカツフレンズだけ突出して少ないわけではなかった。

ただ、ライブで盛り上がる曲が比較的少ないというのはあるかもしれない。そのせいでアイカツフレンズの曲が評価されないのは悲しい話ではあるが…

 

 今回のライブで個人的に一番良かったのはリフレクトムーンエリア(導かれて→偶然、必然→絆~シンクロハーモニー)の演出。

リフレクトムーンのキャラクター的にライブ映えする演出を取り入れやすいというのがあり、また今回初めてPRドレス(BFRドレス?)を身に纏っての歌唱だったので、
より美しく、アニメ再現度の高いステージになったと思う。

 

また、おけまるは最高にテンションアゲアゲな曲として盛り上がった。エマと同じ髪色で参戦したくれた二ノ宮さん(夏休み中だからか?)も楽しく会場を盛り上げてくれた。恐らく一番盛り上がったのはこの曲ではないだろうか。


次点でGirls be ambitious!だと思う。イントロ、アウトロなどにある「オーオーオオー」の合唱は楽しかった。

 

出演者情報の中に「...and more」的なスペシャルゲスト有りとの情報があったので、
これはI believeではないか、別イベント出演中の日笠さんが途中参戦といういつぞやの水樹奈々的な展開があるのではないか…と考えていたが、結局MVっぽい映像でのみの参加(?)であった。

 

最後に各キャストからの言葉も、やはり声優と歌唱が同じであるというせいか、非常に説得力があった。彼女たちは今までで一番リアルにアイカツしてきたのではないか。そう思うと感慨深いライブであった。
ただI believeに一切の言及なしというのは正直どうなのかと…あれはただ謎の時間だったで終わった感がある。

 

そしてキャスト一同一旦ステージから引いて照明が落ち、毎回恒例の「アイ!カツ!」アンコールが起きる。


アンコールの結果待ち受けていたのは例の重大発表であった。

 


2.重大発表について


ここまで書くのにだいぶ長くなってしまったが、ここから更に長くなることをお詫びしたい。


重大発表はアイカツ!新シリーズの発表であった。内容は無印アイカツアイカツスターズアイカツフレンズのキャラクター総出演のオールアイカツお祭り騒ぎであること。

正直これ自体はなんとなく予想していたというか、アイカツオンパレードというタイトルまでリークしていたので驚きはしなかった。


アイカツフレンズのミラクルオーディションにおいて採用され春風わかばとして声優デビューを果たした逢来りんさんが、アイカツオンパレードの主人公・姫石らきの声を担当。

放送時間は毎週土曜日朝10:30から。近年の個人的な事情で木曜18:30だとリアタイ視聴が出来なかったので、また昔のようにアイカツリアタイ視聴が出来るようになるのは嬉しい。

 

流れてくる映像はアイカツシリーズ間を越えたコラボの数々。あおい姐さん・あこちゃん・ツバサ先輩のドラマ組や、ユリカ様・スミレちゃん・リリィ先輩・リフレクトムーンのゴシック組など。所謂「フォトカツの続編」的な数々の共演があるのだろう。

 

ただ、このアイカツオンパレードは様々な感情がゴチャゴチャになって素直に喜べなかった。だからといって悲観に暮れている訳でもない。

これについていくつか思う点がある。ようやくこの記事の本題であるが、結論から言うと「あるべき形で終わって前に進んでくれ」という考えである。

 


3.重大発表に対し、思うこと


アイカツフレンズが1年半での終了する事への不安


アイカツフレンズは1年半で終了という形となる。
2012年10月から始まったアイカツシリーズ、無印アイカツを3月で終了させ2016年4月からアイカツスターズ開始という区切りの良い時期にしたにも関わらず、何故ここで1年半という中途半端な時期で終了させてしまうのか?また、残りの話数をどのように〆るのか?という点で不安が残る。

 

まずアイカツフレンズの大目的はダイヤモンドフレンズになることであった。しかしそれは1年目でクリアしてしまった。

では2年目に何をするか?という点で副題に「かがやきのジュエル」と添え、ジュエリングドレスという新要素を入れてきた。


これは販促の関係でジュエル要素を出さないといけなかったというのもあるだろうが、結果的にはうまくストーリーに絡ませることが出来なかったように思える。

 

無印アイカツでも2年目から星座ドレスが出て来た。星座ドレスに関しては、各キャラが自分の星座ドレスを手に入れるためのストーリーや旧ドレスとのスペック差があったり、その中でライバルとの切磋琢磨や新たなる脅威、ますますアツくなるアイカツ、憧れの存在との対決、そして勝利という盛り上がり方を見せられたりしたが、果たしてアイカツフレンズにそのような要素があったとは思えない。いや、一緒にする必要は無いが、であれば何がしたかったのかわからない。

 

アイカツフレンズ2年目は新キャラとしてひびきさん・アリシアさんが登場し、実力の高いフレンズとして描かれてはいるが、それが主人公たちの脅威となる事はなく、また成長にも繋がる事もなく、物語としての広がり方が感じられなかった。


更に登場したわかばちゃんも、その特技が完コピ出来るというものであり、新人アイドルの立場であっても既に完成されていた。この設定だと物語としての広げ方が薄く、この子を主人公に据えてバトンを渡すというような構造も出来上がらなかった。

 

ここまでだと蛇足だらけに見えるが、ここから半年間かけて怒涛の展開を見せるのであればまだまだ巻き返しが出来るというか、その余地が残っているにも関わらずあと1ヶ月ちょっとで終了となると、本当にただの蛇足で終わってしまうのではないかというのが不安である。


ここがアイカツフレンズ打ち切りかと騒がれる所ではないだろうか。アイカツフレンズは最低でも2年間しっかりやってもらいたかった。

 

■またいちごちゃん達が毎週テレビで新しい姿を見せてくれる事への喜び

 

アイカツオンパレードで、またいちごちゃん達の姿が見られる。
長年アイカツファンでいる身からすると、やはりこれは単純に嬉しい。その嬉しさは非常に大きいものである。またリアルタイムでいちごちゃん達を追いかけられるのだ。この喜びは代え難い。

 

私は無印アイカツが一番好きで、好きすぎてアイカツスターズがなかなか受け入れられない事もあった(今では受け入れているが)

それゆえにフォトカツのオリジナルストーリーを毎回楽しんでいたし、そのフォトカツ的なものが次はTVシリーズで見られるとなると純粋に嬉しいのである。


アイカツオンパレード映像であったような様々なコラボが見られるのが楽しみであるし、ここまで来るとストーリー度外視のディケイド的なお祭り騒ぎが出来るのではと思っている。
(となると姫石らきちゃんはアイカツ世界の破壊者か)

 

個人的には安易な組み合わせよりも、例えばマリアちゃん・さくやさん・アリアにかぐやちゃんをぶっ込み、かぐやちゃんツッコミ過労死的な組み合わせや、ユリカ様・エルザ様・ミライさんのアナザートライスターも見てみたい。

平川大輔トリオや、いちごちゃんがハローココちゃんするシーンは絶対に取り入れるだろうが、そういう中の人ネタを女児アニメで堂々と出来るのかは見ものである。いや、するのがアイカツである。

 

ただ、これをどれぐらいやるのかによって話は変わるかもしれない。半年か?1年間か?またはそれ以上か?それについては次項で触れていく。

 

アイカツシリーズに利益を維持できるコンテンツ力が順調に無くなっている事が明確になったのではないか


DCDでの無印アイカツ勢の登場や、未だに出続ける無印アイカツグッズ、メインキャラ声優の使い回し、そして下表のような売上減少傾向などを見ていると、もはやアイカツは新シリーズをどんどん生み続けられるコンテンツでは無く、いつまでも過去の栄光(無印アイカツの人気)に縋るしか無いというのも事実である。


アイカツがそのように雑に扱われるのは悲しいばかりであるが、利益追求で考えるとやむ無しなのかもしれない。

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それが如実に現れた形となったのがアイカツオンパレードではないか。端的に言うと、「もう売れないから全部出して終わらせちゃえ」的な話である。
もうそれをやってしまうのであれば、長くても1年で終わらせて欲しいというのが本望だ。


登場キャラが多い分個々の見せ場を作らないといけないため、恐らく1年分くらいの話数は必要になる。しかし、1年以上続けるのは正直言って見苦しい。
そしてライブもやるであろうが、それも1回限りにして終わりにして欲しい。益々スタアニ・アイスタの歌唱担当達の卒業とは、という話になる。

 

5thフェスの時に似たような話があり、私は「文句を言うやつは来るな、またやってくれる事に感謝するファンに席を譲れ」というスタンスであったが、アイカツオンパレードをやってしまうのであれば話が変わってくる。


いつか終わりはやってくるものであり、ファンはその終わりを受け入れ、なおも心の中で有り続け、語り継がれ、思い出として昇華されても愛され続けるというのが素晴らしいコンテンツの形であると思っている。

 

アイカツシリーズが終わる時が来ると思うと確かに悲しいが、その悲しみを乗り越えて前に進んでいかなければいけないと思っている。それは歌唱担当や声優陣にとっても同様である。思い出は未来の中にあるのだ。

 

コンテンツとしての展開は終わってもアイカツは終わらない。アイカツは始まり続ける物語である。
アイカツが伝え続けてきたその前向きさを大事にすべきではないか。

 

■最後まで応援し、見届けたい。だから、もう終わらせてくれ


結局はアイカツシリーズが好きなので、アイカツオンパレード自体は欠かさず見て楽しみたい。しかしこれは最後の打ち上げ花火だと考えているので、あまり長引かせること無く、本当に全部出しきって、シリーズとしてはこれで最後にして欲しい。

これ以上心を左右しないでくれというのは些か繊細かもしれないが、アイカツシリーズが有終の美を飾る最後のチャンスではないかと思っている。

あるべき形で、アイカツシリーズの幕を閉じるものとなってほしい。

 


以上、諸々の複雑な感情が入り交じるアイカツオンパレードの発表であった。


非常に長くなったが、この感情を落ち着かせるためには一晩寝るだけでは事足りず、こうして文章に書き起こすしかなかった。感情的な文章であるため稚拙な体裁になっている事についてはお詫びしたい。

 

これの後にサプライズでわかさん・せなさんが登場し、松永さん、木戸さん、逢来さんと一緒にアイドル活動を歌い閉幕となったのだが、あまりにもサプライズ過ぎてかなり動揺しつつも恒例のコールをして盛り上がり、複雑な感情を更に加速させながら会場を後にしたのであった。

 

 

…そもそも本来が女児向けコンテンツであるのを我々大きなお友だちが間借りさせて頂いているに過ぎないので、色々と意見を言うのはお門違いであり、ただ享受するのみであると言ってしまえば元も子もないのだが、本気でアイカツが好きだからこそ、ここまでの感情が湧き上がってしまった。恥ずかしいかもしれないが、堂々としていたい…